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「住まいのお金」~初期費用ってどれくらいかかるの?(賃貸編)~

 

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おはこんばんにちは!

最近、家族が増えるということで新しい家に引越しをしたFPリクノです。

 

賃貸の物件であれば、「進学」や「就職」などの引越で4月、「転勤」であれば、4月、10月のシーズンがピークであり、その時期は引越代も高く1年で一番引越業者が忙しい時期なのではないでしょうか!

 

私は5月だったので安く・手厚いお引越し対応をしていただけました!

ありがたやありがたや!

 

さて、そんなお引越しでは「住まい」を決めて一番最初に大きなお金がかかってくるケースがあります。

 

「毎年毎年お引越し」という方は、「だいたいこんな項目の費用がこれくらい、かかってくるよねー!」とイメージつくかと思いますが、そうそう引越を経験することがない方には、【家賃】以外にかかる費用については馴染みがないのではないでしょうか!

 

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そこで、本日は「住まいのお金」~初期費用ってどれくらいかかるの?(賃貸編)~で「これから引越を考えている」という方の参考になるような記事にできればと思います。

 

まず本日は賃貸物件についてです。初期費用の主な項目としては下記のものが挙げられます。

 

【敷金】≪家賃の1~2か月分≫

家賃滞納などの担保費用として事前に預けるもので、何もなければ退去時に返金されます。

しかし実務上、退去時のクリーニング費用などが差し引かれて返金されるケースがほとんどです。

※「敷金なし」の物件は退去時に別途クリーニング費用がかかる場合があるので、先に払うか後に払うかの違いになるイメージです。

 

礼金】≪家賃の1~2ヵ月分≫

物件オーナーへ支払う費用であり、敷金と違って返金はされません

 

【仲介手数料】≪家賃の1ヵ月分+消費税≫

物件を紹介してくれた不動産仲介会社へ支払う手数料

 

【保証会社利用料】≪ex 家賃の30~50%一時金 家賃の1%毎月 など≫

一昔前と違って、保証人が不要となり、その代わり「保証会社」を利用することが多くなっています。これは家賃滞納の際に「保証会社⇒物件オーナー」へ家賃が担保されるようになっている為、万が一時の「保険」の意味合いが強いです。

 

【火災保険料】≪約2~3万≫

2年契約・更新の場合が多く、契約内容にもよりますが、契約・更新後2年経過せずにお引越しをされた場合、未経過部分が返金される場合があります。

お引越しをされた場合は、必ず解約手続きをしてみましょう!

 

【前払い家賃】≪家賃1ヵ月分+日割り分≫

賃貸物件の場合、住宅ローンと異なり家賃は『前払い』のケースがほとんどの為、

月の途中から入居する場合その日割り計算分と翌月分が必要となります。

 

【鍵交換代】≪約2万≫

新築時は交換がありませんが、そのお部屋の最初の入居者以外は前の方との鍵を変更するため、鍵交換代が発生します。

 

≪不動産掲載サイトで記載されている情報から読取る初期費用≫

Ex 築5年 家賃10万円(共益費なし)敷1 礼1 保証会社利用要

と記載されている場合 ※5月20日から入居可

 

敷金10万+礼金10万+仲介手数料10.8万+保証料約5万+前払い家賃10万

+日割り家賃38,709円(12日分)+火災保険料2万+鍵交換代2万

=約53.6万

 

初期費用について、様々あるうちの一つの例として挙げさせていただきました。

 

もし、今まで初期費用についてよくわからないかったという方は、例のように当てはめてみてください!

 

次回は「将来マイホームを検討している!」という方の為に『購入時』にかかる初期費用について、新築・中古について書いてみたいと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

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 実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします

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