貯蓄について
~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~
おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。
皆さんは「貯金」についてどのような印象をお持ちでしょうか?
「将来の為にやってます」
「口座の残高が増えていくのが楽しいです」
「やりたいとは思うのだけれど、気付くといつもできてない・・・」
「まあ、将来はなるようになるから別に考えてない!」etc
など、「貯金」に対する意識は人それぞれかと思います。
では、「貯金」するにあたっては、こんな事を意識しています!ということはありますでしょうか?
私自身の持論としては【このお金はどの『タイミング』で『どのくらい使うのか』】を考え、それに適した、預け先を考えるということではないかと思います。
通常、お金を預けることのできる金融機関とされるのが、「銀行」「保険会社」「証券会社」が代表的です。
※他にも「仮想通貨取引所」などもありますが今回は割愛させていただきます。
日本人のほとんどの預け先としては「銀行」が利用されており、銀行預金残高は約1700兆円に上るとされております。
昔から親などから「将来の為にとりあえず貯金しておきなさい!」と言われた記憶などないでしょうか?
「貯金」=「安心」⇒「とりあえず、貯金」という流れなのかと思います。
しかし、その「貯金」のスピードは将来の安心を担保できる状態になっているでしょうか?
そのような時に役立つ考え方として、「タイミング」と「どのくらい」ではないかと思います。
将来、大きなお金がかかる項目としては「住宅」「教育資金」「老後資金」の三大支出は生活している限り、必ずと言っていい程かかる支出となります。
ほぼ確実にかかる将来の支出が予想できるのであれば、ご自身のライフプランに合わせて(タイミング)そこからの逆算で(どのくらい)貯蓄のスピードを考えていければよいのではないかと思います。
もちろん、今の貯蓄のペースだけで考えてしまうと「将来の金額に足りない」「そんなに切り詰めていては生活に楽しさがない!」などの意見をいただくこともあります。
私も「今の生活を蔑ろにしてまで、将来のついてを求める」というのは少し違うと思っています。
やはり「今の生活に満足しながら」も「将来についても少し目を向ける」というスタイルの方が『今』も『将来』も充実したものにしていけると思うからです。
今のペースで足りないというのであれば、将来のご自身の「収入アップ」や金融商品を活かした「お金を働かせる方法」に目を向けてみてください!
定期昇給などがあるのであれば、その増えた部分を貯蓄に回せば十分到達することも考えられますし、昇給はあまり見込めないというのであれば、使う時までの長い時間を活かすことで低リスクの金融商品での「運用」で到達するケースも多々あります。
Ex ≪月3000円の昇給・ボーナス年間4ヵ月分≫
1年間で48,000円の昇給
5年間で240,000円の昇給
10年間で480,000円の昇給 10年分合計 2,640,000円 の昇給
生活費の上昇を考慮しなければ、現状と同様の生活をすることで昇給分は貯蓄ペースをアップさせることができます。
また、金融商品を上手く利用することにより生活費のゆとりを生み出すこともできます。
貯蓄の方法は多岐にわたると思いますが、まずは目標額の設定をするために
◎どのタイミングで使うか
◎どのくらい使うか
この2点を考えてみてください!
次回は、「貯蓄の方法」をお話できればと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします
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