ファイナンシャルプランナーが教えるお金の知識

保険・投資・節税の知識を付け、効率的にお金を増やす方法を伝授するブログ

どうなる年金!?~将来展望編~

 

~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~

 

おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。

 

前回は、『どうなる年金!?~基本編~』で年金の基本部分をと将来の受取金額の確認方法をお伝え致しました。

 

rikunote.hatenablog.com

 

本日は、~将来展望編~ということでこの先の年金制度がどのようになっていくと予測されているのか、そしてその予測の結果、将来受取ることのできる【年金額】はどのようになってしまう可能性があるのか!

 

そこをしっかりと確認し、老後資金の『自助努力』分を決める材料にしていただければと思います。

 

f:id:rikunote:20190528221810j:plain

 

≪年金制度は大丈夫?破綻に近づいてるって聞いたけど・・・≫

少子高齢化により【年金財源の保険料を収める世代が減り】⇒【平均寿命が伸び続けていることから受給世代が増えている】要するに、収入が減り・支出が増えているというの現状です。

よく、○○人の現役世代(15~64歳)が1人の高齢世代(65歳以上)を支えるという構図を見ると思います。

 

内閣府出典の高齢社会白書によれば

2025年は1.9人、2045年には1.4人で1人の高齢世代を支えることになります。

ちなみに、平成初期の1990年は5.8人で一人の高齢世代を支えていたとのことなので、半分以下で支えなければいけないということです。

 

単純に考えると、依然と同水準の年金を受け取る為には、現役世代に倍以上の年金保険料を収めてもらうしかありません

 

さすがに、それは現実的な対処法ではありません!

 

とはいえ、『年金制度』自体が無くなってしまうというのも考えにくいです。

『年金制度』は国の社会保障制度の根幹でもあり、消滅するときがくるとしたら国が経済破綻してしまった時くらいかと思います。

 

実際に現状でも、『年金』は保険料収入のみではなく、税金を一部年金財源としていることからもわかるように、国としても『年金制度』を消滅させるわけにはいかないのです。

 

さらには、年金受給年齢を「60歳から65歳へ引上げ」、「マクロ経済スライドによる実質的年金減額」というように現役世代の負担増だけでなく、受給側にも従来よりも厳しい条件になっています。

 

このような改正を行うことで、『年金制度』自体は維持していいけるとは思います。

 

≪更なる年金受給年齢の引き上げ!?≫

財務省の会議で、『財政制度等審議会』というものがあります、近年ここで一つの議題が上がっており、それが年金受給年齢を「68歳」に引き上げるということです。

 

もちろん、まだ決定段階ではありませんが、影響を受ける可能性を把握しておくことは重要なことです。

 

では、仮に「68歳」の受給年齢の引き上げが実際された場合どのあたりの年齢まで影響をがあるかというと、『団塊のジュニア世代』の方からです。

 

団塊のジュニア世代』は人口も多い為、数年でも受給を遅らせることができれば、年金にかかる金額が大きく変わるからです。

 

つまり生年月日が1970年4月2日以降生まれの方は、更なる年金受給年齢の引き上げの可能性があるということを認識しておくことは必要だと思います。

 

≪2040年には、年金額が現状の2割カット!?≫

これは、将来の日本を考えた時に起こる問題の表面化を意味します。

2040年には現役世代の減少による保険料収入の減と、85歳以上の人口が高齢人口の3割近くになり、年金だけでなく、医療・介護費用が社会保障を圧迫していくことになる。

 

これは、今まで税金を年金財源としていたこの内訳が崩れる可能性もでてきます。

 

そうなると、2040年時には保険料収入のみでは2割の赤字になる可能性がでてくるということにもなる。

 

このように、『年金制度』自体は無くなる可能性は低いにしても、受給内容は厳しくなるのは確実と言っていいと思います。

 

このようなことを念頭において、どのような状況になっても対応していける準備だけはしておきたいものです。

 

次回は、老後の生活資金を具体的に考える為の「老後は現役の時よりも生活費が減るのか増えるのか?」をテーマにしていきます。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

**********************************

  • ご質問、知りたい情報希望などあればコメント欄に是非お願いします

※記事の中では現行での適用法で記載をさせていただいております

 実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします

**********************************

 

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・…★
┗★ 簡単なアンケートに答えるとJCBギフトカードが200名様に当たる☆
┏━┓┏━┓☆━┓┏━┓┏━┓┏━┓☆━┓┏━┓┏━┓┏━┓☆━┓
┃い┃┃ま┃┃す┃┃ぐ┃┃応┃┃募┃┃し┃┃よ┃┃う┃┃☆┃┃☆┃
☆━┛┗━┛┗━┛┗━┛☆━┛┗━┛┗━┛┗━┛☆━┛┗━┛┗━┛
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=35FAI6+90H9GY+2J1I+HWAG3