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住宅ローンの保険ってどうなの??~団体信用生命保険~

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おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。

 

≪前回記事≫

rikunote.hatenablog.com

 

住宅購入を検討されている方にとっては、とても馴染み深い『団体信用生命保険』を本日のテーマにしていきたいと思います。

 

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団体信用生命保険とは?≫

住宅ローンを組む際に、【住宅ローン貸付要件】の1つとして『団体信用生命保険の加入』があります。

 

これは、住宅ローン申し込み者が万が一『死亡』もしくは『高度障害状態』になった際に住宅ローン残債分の保険金が給付され、残債が0になるというものです。

 

よく、住宅購入の際に『住宅購入は保険の代わりになる』というお話を聞くと思いますがこの『団体信用生命保険』があることで、万が一の際に住まいにおいてはしっかりと担保されることになるのです。

 

Ex 30歳(夫婦子ども) 住居費月々10万 85歳寿命とした場合

【購入時】30歳の時に万が一があった場合

その後の住宅費は・・・0

※管理費や修繕積立、リフォーム代、固定資産税などは考慮しておりません

 

【賃貸時】30歳の時に万が一があった場合

その後の住宅費は・・・10万×55年×12ヵ月=6,600万

※更新料や家族形態の変化による住居の変更は考慮しておりません

 

賃貸居住の場合、ご自身の万が一を考慮した際にその後のご家族の生活を守る為には、上記の例でいくと、『生活費・教育費』の他に『住宅費』6,600万分の生命保険に加入しておく必要があります。

 

年齢や生命保険の商品設計にもよりますが、6,600万の保障となると掛け捨てで【10,000円~20,000円】の保険料がかかることになると思います。

 

私の身近でも、この『団体信用生命保険』で救われた家族がいます。

 

私の叔父さんは、53歳の時に亡くなりました。家族は、奥さんと娘3人でした。私の従妹にあたる、娘3人はまだ小学生の時の出来事でした。

 

その数年前に住宅を購入しており、『団体信用生命保険』に加入しておりました。

そのおかげで、住宅費はなくなり、『遺族年金』と『生命保険』で無事、3人全員昨年に成人を迎えました。

 

住宅購入は夢のマイホームの通り、普段の生活の中でもとても満足感を得られるものであり、そして万が一の際にも家族に経済的な安心を残すことのできる手段なのだと思います。

 

更に、最近では『ガン診断特約』でガンと診断された際には住宅ローンの残債が0になるものや、『八大・三大疾病』系の+αの特約保障もでてきています。

 

『死亡』や『高度障害状態』以外でも保障の幅が広がっており、より身近な万が一にも備えることができるようになりました。

 

住宅購入をされた方や検討されている方は、『団体信用生命保険』や+αの『特約保障』と現在加入中の保険が重複したりしていないか、保険の見直しをお勧めします。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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