ファイナンシャルプランナーが教えるお金の知識

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『普通預金』と『定期預金』について

 

~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~

 

おはこんばんにちは!

 

昨日は久しぶりに野球で体を動かして筋肉痛のFPリクノです。

 

今回は、今さら「預貯金」についてという方も多いと思いますので、興味のない方は飛ばしいただければと思います。

 

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「預貯金」とは、銀行や郵貯信金などの金融機関へお金を預けることを指します。

その中で、大きく下記2つに分かれます。

 

普通預金

金利0.001%(2019年5月現在)

 いつでも引き出し可能で、基本的な機能としてはお金の保管機能を持つ

 

「定期預金」

金利0.01%(2019年5月現在)

 定められた期間(ex 1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年、3年など)

 預け入れることにより普通金利よりも優遇された利息分を受け取る ことができる

 

 

当たり前のことをご説明させていただきましたが、ではなぜ「普通預金」と「定期預金」では金利が違うか考えたことはありますでしょうか?

 

「預入期間が決まっているから!」という回答をいただけそうですが、ではこれまたなぜ『預入期間』が定まっていると金利があがるのでしょうか?

 

それは、預かっているお金をどのようにしているかで理解できると思います。

 

各金融機関は、預かっているお金を「国債の購入や事業用ローン、住宅ローンの貸付など」を行い利益を生み出しします。

その際に、期間を固定してもらえる金額があるとそれに適した運用が可能になる為、金融機関としては利益を生み出しやすくなるという仕組みがあります。

 

さて、ここで「預貯金」のメリットについて確認しておきたいと思います。

・元本の保証がされている(口座当たり1000万までのケースが多い)

・預入、引出がしやすく流動性がある

個人的には、この「流動性」が最大のメリットではないかと思います。

 

物理的にも、安全面でも大金を常に持ち歩くわけにはにもいかないでしょうし、不便ですよね!

そんな時でも、必要な金額を必要な時にだけ用意することのできる流動性は大変役立つ機能ではないでしょうか!

 

それでは、「普通預金」と「定期預金」をどのように考えるかですが、極端な話にはなりますが、「預貯金」の中での預入配分としては、生活費などすぐ使う金額以外は「定期預金」に預け入れておいても良いのではないかと思います。

 

「定期預金」は金利面での優遇がある一方で、他の金融商品と違って、当初に定めた期間の満期を待たなくても、元本割れをせずに引き落としができます。

 

もちろん、途中での引き出しになると金利は「普通預金」と同水準になってしまうことになりますが、生活費や他の金融商品に預けれている金額以外で残るものがあるのであれば「定期預金」に入れることがお勧めです。

 

特に、『半年後に結婚式がある』や『3年後くらいに車を購入したい』など数か月~数年後くらいの期間で使おうと思っている金額であれば、「定期預金」は目的に合った運用方法になると思います。

 

今回は、慣れ親しんだ「預貯金」についての解説でした。

 

次回は一旦、「お金」の部分から別のカテゴリーの「住まい」(不動産)について触れてみたいと思います。

 

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

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