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教育資金の準備~子どもの為の保険~

 

~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~

 

おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。

 

本日は、前回の延長でもる、『子どもの為の保険』についてをテーマにしていきます!

 

前回のお読みでない方は是非こちらからご一読いただくと参考にしていただけると思います。

 

rikunote.hatenablog.com

さて、本日のテーマの【子どもの為の保険】についてですが、お子さんが産まれたばかりのご家庭のファイナンシャル相談をすると、子どもの為の保険ってどうしたら良いですか?

というご質問を8割以上の方からいただきます!

 

多くの方々が、お子さんの為の保険に関しては興味を持っていらっしゃるのがわかります。

 

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では、まず“子どもの為の保険”とは何を意味するのでしょうか?

 

➀子どもが入院や手術をした時の保障が欲しい

②子どもが万が一にあった時に保障が欲しい

(このニードを求める方は私は会ったことはありません)

③子どもが将来大人になった時に持つであろう保障を

保険料が安い若いうちに加入させてあげよう

④子どもの学費を確実に用意できる手段が欲しい

 

他にもご意見があるとは思いますが、“子どもの為の保険”を効果の側面からみるとこの辺りが代表格にはなってくると思います。

 

次にそれぞれの『目的』と『費用』、そして私個人的な『優先度』に分けて解説していきます。

 

≪➀子どもの入院・手術≫

【目的】子どものケガや病気に備える

【費用】『就学前』や『18歳まで』といった各自治体によって対象となる年齢は違うが、

子どもの医療費が無償もしくは一部負担で済む制度がある

 

≪②子どもが万が一亡くなってしまった場合≫

【目的】万が一の際のお葬式費用

【費用】大人と変わらず、約400~500万

 

≪③子どもに将来加入するであろう保険をプレゼント≫

【目的】将来、子どもが社会人になった時に加入する可能性のある保険を

保険料が安いうちに加入させておいてあげる

【費用】ex 終身保険 保険期間は一生涯、子どもが60歳まで保険料を払う

      保証の額は1000万(死亡・高度障害時)

  • 0~60歳  払込年数60年 保険料 約12,400円 総額 約890万
  • 22~60歳  払込年数38年 保険料 約20,290円 総額 約920万

 

≪④ご自身に万が一があった際の教育資金のカバー≫

【目的】ご自身にどのようなことがあろうとも子どもが進学する為のお金を確保したい

【費用】教育資金 約1000~1500万

※詳細はこちら

 

rikunote.hatenablog.com

 

この中で、ファイナンシャル相談の観点から優先順位をつけるとするのであれば、

④⇒➀⇒②・③の順番をつけさせていただきます。

 

②と③はどちらかをカバーしようとすれば、おのずともう一方の目的もカバーできることになるので、ほぼイコールになります。

 

よく、「子どもが生まれたら学資保険!」と目的を意識されずに加入されている場合も多いとは思いますが、【学資保険】・【終身保険】の前に、『子どもの為の保険にはどのような目的があるのか』を知っていただき、そこからその目的をカバーする為の方法を選択するという順序で進めていただけばと思います。

 

次回は、本日整理した④の≪どのようなことがあっても教育資金を確保≫という方法として実際に【学資保険と終身保険】を比較していきたと思います!

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

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※記事の中では現行での適用法で記載をさせていただいております

 実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします

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