ファイナンシャルプランナーが教えるお金の知識

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自分の収入の『適性貯蓄額』はいくら??

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おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。

 

≪前回記事≫

rikunote.hatenablog.com

 

貯蓄を始めようと考えた時に、皆さんはどれくらいの貯蓄額を思い浮かべますでしょうか?「1万円?2万円?そとも5万円?」人それぞれ、違うのではないかと思います。

 

そこで、本日は『貯蓄額の目安』をテーマにしていきます。

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≪『目的の金額からの逆算』と『現在の手取り収入の20%』≫

『貯蓄額の目安』については大きく2つの方法に分けられます。

 

◆『目的の金額からの逆算』

教育資金や老後資金などのお金が大きくかかる時期に分けて、それを現在から逆算をして平均化して貯蓄をする

 

Ex現在30歳 子ども0歳 大学資金に向けて

大学資金800万円÷216ヵ月(18年後)=3.7万円/月

老後資金2000万円÷420ヵ月(35年後)=4.7万円/月

 

◆『現在の手取り収入の20%』

働き始めた20代と収入の増加している30代では、貯蓄金額の設定ですと負担具合が異なります。そこで、負担具合を一定にする為に手取り収入に対する割合(パーセンテージ)にする。

 

Ex

手取り月収25万円×20%=5万円

手取り月収40万円×20%=8万円

 

割合で貯蓄目安を算出した場合、

『貯蓄』は目的別に3つに分けてやる! - ファイナンシャルプランナーが教えるお金の知識

でも触れたように「貯蓄を分ける」際に20%のうち、10%を「高額な買い物に備える為」もう10%を「将来の出費に備える為」に分けていきます。

 

Ex

手取り月収

25万円×10%=2.5万円・・・旅行や結婚式、住宅購入の為

25万円×10%=2.5万円・・・子どもの教育資金、老後資金の為

 

このように、貯蓄を細分化していきます。

 

ボーナスのある方などは、月々に上記のような貯蓄ができなくても、ボーナスでカバーすることで、着実に貯蓄していくことが可能です。

 

Ex手取り月収25万円 手取りボーナス50万円(年2回)

25万円×12ヵ月+50万円×2回=400万円

 

400万円×20%=80万円/年

 

『月2万円 ボーナス28万円』などの年間で考えることで、月々の出費が多い方はボーナスで貯蓄という計画を立てることができます。

 

お金は一度に大きな金額を貯めることは難しいので、長い時間をかけてコツコツ貯めていくことになります。

 

ライフスタイルによっては、30%貯蓄に回せる時期や10%しかできない時期もあるとは思います。

 

貯蓄が難しくなる時期を見据えた計画を立て10~30%の貯蓄割合を目指し平均として、20%を貯めていくのが理想となります。

 

人生は楽しんでいくのが大切です。

 

どのライフスタイルでもご自身が納得いく生活を実現させる為の貯蓄を目指しましょう。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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