ファイナンシャルプランナーが教えるお金の知識

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『貯蓄』は目的別に3つに分けてやる!

~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~

 

おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。

 

≪前回記事≫

rikunote.hatenablog.com

 

【ライフプラン設計】についてを何度かテーマにしてきたので、ご覧いただいた方はなんとなくこんな感じが大事なんだなと感じていただけていれば嬉しいです。

 

さて、大きな道筋である【ライフプラン】ですが、いざお金を貯蓄しようとした時にどのように分けていきますでしょうか?

 

私が推奨するのは『貯蓄を目的別に3つに分ける』ということです。

 

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≪お金を貯める3つの目的≫

◆高額な買い物の為

⇒住宅購入、車の購入、旅行資金など

 

◆緊急予備資金の為

⇒病気やケガの入院・手術費、災害・事故などの対応費用など

 

◆将来の出費い備える為

⇒結婚・出産、教育資金、老後の生活資金など

 

日々の生活費の他に貯蓄する金額をこの3つの目的に分けていくことで、「直近で使ってしまっても大丈夫なお金」と「万が一の時の為に取っておくお金」と「将来のイベントに備えるお金」という様にただ単に貯めるというよりは、管理のしすい貯め方に変えていくことができます。

 

≪年代別でみる、貯蓄の支出の傾向≫

◆20代

就職したばかりで、貯蓄額は少ない傾向であるが、結婚や住宅購入のための貯蓄も必要となってくる時期

 

◆30~50代

30~50代は収入が増える一方、高額な支出がある時期

Ex出産、教育費、住宅購入など

 

◆60代~

住宅ローンの完済や教育費がかからなくなる時期で支出が一気に減る一方で、定年退職により収入が著しく落ちる為、貯蓄を切り崩して生活費を賄うのが一般的な時期

 

それぞれの年代では収入と支出、そして貯蓄を使う時期を照らし合わせることで何を優先して貯蓄を始めるかも見えてくると思います。

 

貯蓄は、自分が納得できる人生に近づく為には欠かせないものです。

 

貯蓄の必要性を確認し、計画的に貯蓄をしていくことが大事になります。

 

≪緊急予備資金はどのくらい準備すべきか!≫

緊急予備資金は、病気やケガで長期の入院をしたりなんらかの状況で仕事ができなくなってしまった際に、復帰するまでの期間をカバーするものとなります。

 

大体の目安としては、現在の『手取り月収の6ヵ月分』となります。

 

手取り月収25万×6ヵ月=150万

手取り月収40万×6ヵ月=240万

 

しかし、これは会社員や公務員などの方の目安となります。

 

会社員や公務員の方などは、長期の入院や休職中は「傷病手当金」、失業中は「失業手当金」

が受け取れます。

 

一方、自営業者やフリーランスの方にはこういった制度はありません!

 

その為、自営業者やフリーランスの方は緊急予備資金として1年分を目安とするといいと思います。

 

貯蓄は、「やりたい人生」と「予期せぬ人生」どちらでもご自身が困らない為にする将来の自分への仕送りと思って少しずつでも始めることが重要です。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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