老後生活費は増える?それとも減る?
~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~
おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。
以前、『老後の生活費』の見通しを明確にする為に、【ゆとりある老後生活資金の内訳とは?】でどのような項目があるのかを見ていきました!
しかし、項目はわかってもどのくらいの金額になるかは想定できないという方も多いとは思います。
そこで本日は、それぞれの年代での生活費の違いを確認し、『老後の生活費』が『現状の生活費』と比較してどの程度になるかを算出していければと思います。
個別相談の中で「老後は今よりも飲み会が減るし、支出も減ると思います」や「子どもも独立するので生活費が減るように感じるのですが!」というような、年をとると生活費が減るとお考えの方も結構いらっしゃいます。
果たして、それはどうでしょうか!?
下の図をご覧ください
これは「家計調査年報」を参考にしており、全国の2人以上の世帯(勤労者世帯)の平均の数値です。
ご覧いただいてもわかる通り、収入は3割以上減るのに対して、生活費は1割強しか減っていなのが分かります。
暮らしていく上での「衣食住」は変わらずかかってきますし、それが50代から60代になったからといっていきなり、食べる量が減るわけでもないですし、通信費や水道光熱費などは大きく変わることもないはずです。
「でも70代以上になったらさすがに食べる量もへるのでは?」というお考えもあると思います。
もちろん、「食べる量」だったり、体調を崩して「旅行や趣味」などができるず、余暇費を使わないということは想像できます。
しかし、そうなった時には別の支出として「保険医療費」がかかってくることになり、結局は支出は変わらないということになります。
そう考えると、まったくなくなる支出としては「教育費」くらいのものになります。
50代と60代以降の教育費を比較してみると
- 50代 2.7万/月
- 60代 0.2万/月
この部分に関しては、子どもが独立してしまえばかからなくなる支出項目です。
このように、現状の生活から考える際に「老後は今よりも支出はなくなるだろう!」という考えでいると少し計算が狂ってしまう可能性もあります。
上記の図を参考に、ご自身の年代と60歳以上の生活費比率を計算しておおよその指標を作ってみてください!
もちろん、これらの表は平均値になっている為、必ずしも当てはまるものでもありませんが、何も指標がないよりは、なんとなくの60歳以上のイメージをご自身の現状の生活から算出していけるはずです。
次回は、「老後のお金が足りないなら節約すればいい!」と考えていらっしゃる方向けに“老後の生活費で目を向けるべきこと”についてをテーマにしていきます。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします
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