「住まいのお金」~初期費用ってどれくらいかかる?~(購入編)
~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~
おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。
前回は、「住まいのお金」~諸費用ってどれくらいかかる?~(賃貸編)をお送りしました。
本日は、【購入編】をお送りします!
【購入編】にも「マンション」「一戸建て」、「新築」「中古」と分かれます。
その中でも「マンション、新築・中古」の諸費用についてお話していきますのでよろしくお願いします!
それでは、まず≪新築・中古≫の共通部分についてです。
*()内の金額は大まかな目安としてご参考ください
*お部屋の大きさにより金額は異なりますが、下の参考例は約60~70㎡のお部屋想定です。
【収入印紙代】
・売買契約時(1万or3万or6万etc)
・金消契約時(2万or6万or10万etc)
※収入印紙代は、購入金額やローンを組む金額によって段階があります。
※金消契約はローンを利用して購入される方にのみかかります。
【登記費用】主に司法書士に依頼した際にかかる費用です。
・表示、保存等設定(約20~40万)
・抵当権設定(約20~40万)
※抵当権設定費用はローンを利用して購入される方にのみかかります。
【ローン費用】ローンを利用された際にかかる費用です。
・銀行への手数料or保証料(ローン借り入れ金額の約1.8%~2.16%etc)
・不動産会社へのローン取次手数料(約3~6万)
※5000万借入の場合の手数料or保証料は「約90~108万」
※不動産会社の取次手数料は各不動産会社によって異なります。また表記はローン1本あたりの為、夫婦それぞれがローンを組むペアローンの場合×2になります
【火災保険料】ローンを利用される際には「火災保険加入」が必須条件になります。
(約5~10万)
※他に地震保険も加入を検討される場合+5~10万程かかります。
ここまでが、共通部分となります。
≪新築時費用≫
【修繕積立基金】毎月の修繕積立金とは異なり、入居の一番最初にかかる費用
(約40~60万)
【管理準備金】管理組合と設立するに当たっての費用
(約1~2万)
≪中古時費用≫
【仲介手数料】不動産会社の仲介に対する手数料
(物件価格×3%+6万)+消費税
※物件価格5000万の場合 仲介手数料 約168万
- 5000万の物件を購入する際の初期費用の目安
《新築時初期費用 約200~240万》物件価格の約4~4.8%
《中古時初期費用 約280~320万》物件価格の約5.6~6.4%
検討されている、物件の価格や広さ、利用している不動産会社によって、初期費用は異なりますので、大まかな目安として知っておいていただけると役立つと思います。
いかがでしたでしょうか?あまり馴染みのない項目が多くあったと思います。
物件価格の他にかかる費用をしっかりと確認し、トータルコスト意識して検討中物件の比較に活かしてみてください!
次回は、ファイナンシャル相談でお話をさせていただいている「老後資金」について少し触れてみたいと思います!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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※記事の中では現行での適用法で記載をさせていただいております
実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします
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