保険は無駄遣い?
~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~
おはこんばんにちは!FPリクノです!
最近、「生命保険」は無駄遣い、もったいないという意見をよく耳にします。
それは、「生命保険」は通常のお金を出して購入する商品やサービスとは少し特性が異なることが理由ではないかと思います。
【通常】
お金を出す⇒すぐに商品・サービスを受ける⇒自分が使う⇒満足する
【生命保険】
お金を出す⇒自分に万が一の時にお金を残せる⇒家族が使う⇒自分が使うことはない
⇒満足感が薄いor感じられない
上記のように、通常の場合は「商品を購入した人」がその商品を使い、満足感を得る。
しかし、「生命保険」というのは「残された家族」を始めとした「自分以外の人」が使うこととなります。
そこには、「自分が利用できない」「残された家族が利用している姿を見れない」というお金は払っているのに【商品を利用できない=ただお金だけが無くなっている】気持ちになっても不思議ではないのかもしれません・・・
もちろん、「この生命保険に加入していれば自分に万が一のことがあっても大丈夫!!」という満足感を持てる方もいると思います。
しかし、それが生命保険に加入後、5年、10年とずっと満足感を持ち続けられる方はどのくらいいるでしょうか?
そこに加え、家計の見直しでやり玉に上りがちなのも「生命保険料」であることがよく見受けられます。
「満足感」や「必要性」を忘れたころに家計の見直しをしなければならなくなると
「どうせ使わなかったし」ここは削れるだろう!と解約して支出を減らそうとします。
しかし、その判断は本当に大丈夫なのでしょうか・・・
確かに今まで使うことはなかった、しかしこれからも100%必要となることはない!と言えるでしょうか?
「家族にとってこの保険が必要なのか、そうではないのか」「保険金額は足りているのか、不足しているのか」そのように悩んだ時に、やはり【気軽に相談できる環境】を作っておくことができるかどうかで、判断のしやすさというのは変わってきます。
ことわざにも「三人寄れば文殊の知恵」とあるように、自分ひとりや夫婦だけではなく、人の意見を交えてみるのも解決の一歩になるのではないかと思います。
次回は、勘違いも多い「社会保険」と「民間保険」について取り上げてみたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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