マイホーム購入~住宅ローンのいろいろ『判断前提』~
~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~
おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。
本日から数回に分けて『住宅ローンのいろいろ』についてをテーマにしていきます!
ほとんどの方が人生に1回ないし2回くらいしか「住宅ローン」を使うことはありません。
その割には、1年後には金利が変わっていたり10年前にはなかったような団体信用生命保険の保障範囲の拡大があったりなど商品性の進化のスピードはとても早いものです。
また、『今ローンを組む』方と『バブル期』『リーマンショック後』などの時にローンを組む方では金利条件はもちろん、その経済状況も異なっており、経験を聞いてもすべてが参考になるケースというの稀です。
そのような状況下でご自身にとって適切な内容を選択していくのはかなりハードルが高いように感じます。
住宅購入者のファイナンシャル相談でもやはり❝どの銀行でローンを組むのがいいのでしょうか?❞という相談はほとんどの方から聞かれる内容です。
全ての方の相談に行きたいのですが、そうはいかないのでこのブログで、銀行を選ぶ際にどのようなチェックポイントがあるのかを今後まとめてみますので、参考にしてみてください。
ではまず、どのような質問内容が多いか挙げてみたいと思います。
- ローンの金額はいくら借りれるの?
- 単独ローン・ペアローン・収入合算ローンって何が違うの?
- 「ネット銀行」と「都市銀行」の使い勝手ってどの点が違うの?
- 「固定金利」と「変動金利」はどっちがいいの?
- ローンを組む期間は35年、30年どうしたらいいの?
- 繰上返済のタイミングってどのようにしたらいいの?
- 「がん診断特約」などの金利上乗せの特約はつけた方がいいの?
- 保証料の「一括前払い型」と「金利上乗せ型」はどっちがいいの?
他にもありますが、ご質問を多くいただくのはこのような内容かと思います。
住宅ローンの利用を考えている方であれば、少しは心当たりのある内容ではないでしょうか?
今後、上記の質問内容についての判断基準を解説していきますが、本日は前段階の『判断前提』についてをご理解いただければと思います。
『判断前提』とは、ご自身が大切にするのは【損得】か【気持ち】どちらなのか、もしくはどのような割合なのかという点です。
例えば、住宅ローン減税などを考えると変動金利の場合はローンを4000万くらい組むことが最大限に減税を受けることができるので『得』になります。
しかし、中には4000万という『金額』をローンで組むことに抵抗がある方や、実生活においては月々の支払を考えるともう少し組むローンを減らした方が良いなどの『気持ち』の部分もあります。
一方的にどちらの考えがいいとは言えないのはこの点が人それぞれ違うからです。
ですので、ご自身が優先するのは【損得】or【気持ち】どちらなのかという『判断前提』をしっかりと持っていただいた上で今後の住宅ローン情報を受け取っていただき、ご自身にとって最適な判断をしていただければと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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※記事の中では現行での適用法で記載をさせていただいております
実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします
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