将来のお金の準備~ライフプラン設計の難しさについて~
~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~
おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。
≪前回記事≫
ここ最近、ブログを書いていると自身の知識の醸成と考え方をまとめられるのでとても良いツールになっていると感じます。
このブログがたくさんの方々にとって役立てるように頑張っていきたいと思います。
その中で最近感じていることが、『ライフプラン設計』の設計することの難しさです。
≪ライフプラン設計の為に、『一般的』な視点から『自分』視点に≫
ファイナンシャル相談で、「将来、どのくらいの年齢で結婚したいですか?」「何人くらい子どもが欲しいですか?」「どこに住みたいですか?」などなど様々な質問をさせていただきます。
多くの方が、「答えに困る方」や「その時にならないとわからない」という反応をされます。
それも当然のことなのかもしれません。
ご自身にとって将来を「こうなりたい!」という具体的に描く機会もなかなかないでしょうし、教育としても「小学校⇒中学校⇒高校⇒就職or大学⇒就職」というような一般的とされる進路を歩まれている場合であればその後の将来も「一般的」を求められる方が多いように思います。
しかし皆さんの思い描く「一般的」とはなんでしょうか?
「このくらいで結婚して」「これくらいで子どもができて」など、この「これくらい」という感覚は、今まで生活してきた環境で各々の捉え方も異なります。
ご結婚されている方でも、夫婦で育った環境は違う訳ですから、将来をどのように考えているかも話し合いもせずに完璧に一致するというのは珍しいと思います。
このように、「一般的」という感覚は、人それぞれ違うということをまずは認識することが大切であり、ご自身がどのようにしたいかを明確にすることがライフプラン設計の第一歩です。
≪「将来はどうなるかわからない」という方へ≫
もう一つ、ライフプラン設計をする中で難しいポイントがあります。
それは、将来のことだからどのようになるかわからないという点です。
「いつごろ結婚を考えているか?」⇒「まだまだそんな話になったこともないのでわかない」
「今の会社でずっと働いていくのか?」⇒「将来はわからない」
などなど、将来にはわかならいことがいっぱいです。
しかし、これらのわからない部分が多すぎるとライフプラン自体が出来ない為、お金をどのように準備するか、どのくらい準備するかも明確化していかないわけです。
将来のことは誰にもわかりません!しかし、「自分がどのようにしたいか」ということは自分だけでも明確化できるはずです。
人生は誰のものでもなく、ご自身のものです。
自分が❝ズバリ、こんな生活をしていきたい!❞というのを想い描き、そこからライフプランに対応したキャッシュフローを考えていきましょう!
【考えるポイント】
◆やりたい、なりたい(希望)
exこのような生活がしたい!このような家族になりたい!など
◆これはいやだ(不安、不満)
exずっと一人はいやだ!お金に困るようになるのは嫌だ!など
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします
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