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老後資金~退職金の確認~

 

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おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。

 

少し前に“老後資金ついての記事を出していましたが、その中で『老後資金1億に向けて』の準備の中で【年金】【退職金】【自助努力】の3つで老後資金を用意するというお話をさせていただきました。

rikunote.hatenablog.com

 

本日は、その中の1つ【退職金】についてをテーマにしていきます。

 

皆さんはご自身が将来、どれくらいの退職金をもらうことができるかを知っていますでしょうか?

 

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もちろん、現在の勤務先に『退職金制度』がないという方もいらっしゃると思いますが、その方は制度がないからこそ別の手段で老後資金を用意していくことになります。

 

ですので、まずは『退職金制度』があるのか、ないのかを確認することから第一歩はじまります。

 

ファイナンシャル相談のご質問で退職金の受取金額のことをお伺いすると9割以上の方はご存知ない印象です。

 

ご自身が総務のお仕事に就いていらっしゃる方がたまに、把握されているくらいです。

 

就業規則の退職金制度』のところにどのような仕組みになっているか記載されているので、ご自身のお勤め先では将来どのぅらいの退職金になるかどうかを確認してみてください!

 

そこには、「一時金」タイプと「一時金と企業年金の組み合わせ」タイプなどがあります。

ご自身がどのような受取方ができるのかというのも将来の準備の一つになります。

 

そして、退職金制度の企業年金は大きく分けて2つの仕組みがあります。

 

確定給付型年金・・・従来のタイプで会社が掛け金を出し、会社が運用して、約束された年金額を受け取ることができる

 

確定拠出型年金・・・年々導入する企業が増えていて、掛け金は会社が出すけれど、運用先は自分で選んで、その運用次第で受取金額が変化する

 

どちらがいいかというと難しい話ですが、近年の低金利時代により、従来のような金額の退職金が企業側も用意することが難しくなり、『個人の責任』を基に退職金を準備してもうらうように変化してきているのです。

 

しかし、この重大さに気づいているかたはとても少ないように感じます。

企業側としては負担できる金額は従来と変わりません、しかし運用ができないということはどうゆうことになるでしょうか?

 

Ex 従来の退職金 2000万 の用意の仕方

月2万の掛け金 38年間 = 912万(掛け金) 残1,088万は運用

 

上記はあくまで例になりますが、運用益を上乗せすることで2,000万という退職金を受け取ることができます。

 

しかし、現在増加している「確定拠出型年金」は新入社員研修などの時に「この中から運用商品を選択して本日中に提出してください」というケースもあります。

 

今まで、お金に関する勉強をしてきた方はそこまで多くないと思います。

 

それにも関わらず、大切なお金の運用を自分で決めていかなければいけません!

 

リスクバランスがわからず、とりあえず減らない「預貯金」に100%分配されている方もよく見受けられます。

もちろん、後日スイッチングで変更することはできますが、それを見直そうという機会はそんなに多くないはずです!

 

もし、この重要性にまったく気づくことなく退職年齢になった時、従来の半分にも満たない退職金ではどうでしょうか?

 

「確定給付型年金」だった企業が「確定拠出型年金」へ100%移行したり、「確定給付型年金」50%、「確定拠出型年金」50%など割合も各企業によってことなります。

 

ここもしっかりと確認し、自分がどのような年金タイプなのか、「確定拠出型年金」であれば運用はどのようになっているかをチェックしてみてください!

 

「確定拠出型年金」をどのように活用していくかをまた別の機会に触れてみたいと思いますので、その時に「運用」の考え方もアドバイスになるよう記事にしていきたいと思います。

 

次回は「老後の年金額って将来どうなるの?」をテーマにしていきます!

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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