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金融庁長官より「投資で成功する4つの秘訣」の解説④

~年間100名以上のファイナンシャル相談を実施するFPブログ~

 

おはこんばんにちは!どうも、FPリクノです。

 

金融庁長官より「投資で成功する4つの秘訣」】もついに最後の4回目となりました。

 

≪前回の記事≫

rikunote.hatenablog.com

 

本日は、≪市場全体に投資するコストの低い「インデックスファンド」を選ぶこと≫の解説です。

 

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前回の最後の方にも【運用コスト】について少し触れていますが、【運用コスト】が高いと『実質利回り』が低下することになります。

 

全ての投資信託系の銘柄に該当するという訳ではありませんが、大きな傾向としては、

≪運用コスト≫

インデックス型 > アクティブ型

となります。

 

主な運用コストには『手数料』と『信託報酬』という2つの項目があります。

 

見慣れないと違いが難しいとは思いますが、それぞれがどのくらいかかるのかをしっかりと把握して、≪実質利回り≫をご自身で算出できるようにしてみてください!

 

ここまで4回に分けて「投資の秘訣」という名目で解説していきましたが、これらは「秘訣」というよりは投資の「基本」です。

 

  • 複利』の効果を使って効率的に
  • ドルコスト平均法で積立単価の平均化を図り
  • 資産を分散することでリスクヘッジをし
  • 「表面利回り」と「運用コスト」を勘案して「実質利回り」を意識する

 

これを意識するだけでも、投資に向かう姿勢が作れていくと思います。

 

また、【運用コスト】ともまた違うのですが、投資で得た利益部分には当然20.315%の税金がかかってきます。

こうなると≪実質利回り≫は更に低下することとなります。

 

そこで、投資のハードルを下げるという意味合いで税制優遇のある『NISA』や『iDeCo』が導入されています。

 

これらをしっかりと利用していくことで、≪実質利回り≫を高く保ち、効率的な資産形成を図ることができます。

 

「投資の4つの秘訣」でまずは、投資の「基本」を抑え、そこからご自身がどのようなペースで資産形成をしていきたいか(どのくらい期間があるか?どのくらいの金額が必要か?)を考え、それにあった≪実質利回り≫の金融商品を選択していただければと思います。

 

ほとんどの金融商品は「利回り=リスクの対価」だと思います。

 

「利回りが高い」ということはその反対のリスクもある程度あるということです。

 

準備する資産に多すぎるということはないとは思いますが、その資産に辿りつくまでに大きなリストをとらなければいけないという場合は少し考えた方がいいと思います。

 

「ご自身が満足できる生活分を少しのリスクで叶えていく」これがリスクとリターンの満足度の均衡がとれているのではないでしょうか!

 

是非この機会に、投資について考えてみてください!

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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 実際の適用については必ずご自身で関係各所へご確認をお願いします

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